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モデルコース
モデルコース
四万十川が町内を大きく横断する四万十町は、中流域の魅力がたくさんあるエリアです。
旅で利用できる交通手段はいくつかありますが、今回はそのほどんどをしめている車での旅をご紹介。
四万十川をゆったりと楽しめるおすすめのモデルコースです!
道の駅あぐり窪川は、高知自動車道を降りてすぐの場所にあるので、四万十町に来たらまず最初に訪れたいスポットです。
情報コーナーも充実しているので、 パンフレットなどをみつつ今後の旅の計画を練ってみても良いと思います。
名物は地元の特産でもある四万十ポークをこれでもかというほど詰め込んだ豚まん。
ここに来たら必ず食べたくなるほど絶品です。
近年では外国人の方からも人気のある四国巡礼の旅。四万十町には札所の一つである岩本寺があります。
現在境内の内部は「!SHiMANTO(アットシマント)」という企画で、ポップアートや独自の観光体験などにも力を入れている遊び心たっぷりのお寺となっています。
旅の安全を祈願するのももちろんですが、アートやちょっとした体験を楽しむのもよいと思います!
いよいよ四万十川を見ながらのドライブ旅へ。
窪川地域から国道381号線に入り、そのまま走ると四万十川が見えてきます。
そのままゆっくりと走るだけでも、のんびりとしたしまんと時間を楽しむことができます。
ただこの国道381号線は所々で四万十川をショートカットしているので、もっと間近で四万十川を楽しみたいなら、地図を見ながら横道にそれることもおススメ。
四万十川沿いには昔使われていた旧道がたくさんあるので、探検するように逸れた道を走るととても楽しめると思います。今回のモデルコースで向かう先も、国道から一つ道を逸れた先にある隠れスポットです。
窪川から国道381号線を15分ほど走らせたら、野路・家地川地域に入ります。
左手に見える大きな橋が目印なのですが、ここで四万十川は大きく蛇行をしています。
国道を逸れずにそのまま進めばサクッと次の地域に行けるのですが、今回はここで横道にそれてみましょう。
そのまま少し走らせると、目的の向弘瀬沈下橋が見えてきます。
この沈下橋は他のものと比べて橋の高さが低く、より四万十川を間近で見ることができます。
川の奥まで行かなければそこまで流れも速くないので、足を付ける程度はできると思います。
(とはいえ救命胴衣は必須です)
周辺に人工物も多くなく、四万十川中流域の風景を存分に楽しむことができるようになっています!
道の駅四万十大正は、四万十町のちょうど中心に位置する道の駅で、四万十川をドライブする際のちょうど良い休憩スポットです。
地域の物産品販売所や食堂もあるので、こちらでお昼とするのが良いかなと思います。
もっとディープな四万十を体験したいのであれば、大正の街まで向かってみるのもよいかもしれません。
レトロな雰囲気の漂う街中に、飲食店も複数ありますので、色々見て回ると面白いですよ!
食事もしてゆったりした時間を楽しんだら、今回のお宿である農家民宿のはこばさんまでドライブ。
四万十町内には農家民宿と言って、それぞれの地域の民宿に泊まることができて、その地域の食材を使った料理も食べられるとても魅力的な農家民宿がいくつもあります。
今回はその中でも中津川地域にある「はこば」さんに宿泊。ここからは国道を逸れて支流である梼原川に入ります。
梼原川は数多くある四万十川の支流の中でも最大の川で、とても美しい渓谷の中を流れている風光明媚なエリアとなっています。
車を上流へと走らせ、梼原川から中津川へと入っていきます。ここからは細い道も多くなってくるのでご注意を。
春夏秋冬、様々な風景をみることができるので楽しみながらドライブできると思います。
道の駅四万十大正から20分ほど車を走らせると 久木ノ森山風景林に到着です。
久木ノ森山風景林はエリア一体に多様な樹木が混生しており、とても美しい渓谷の風景を見ることができます。
キャンプ場・公園としても整備されているので、都会の喧騒から離れた時間を過ごすにはぴったりの場所となっています。
静かな自然の中でゆっくり過ごすことのできる、奥四万十の醍醐味が詰まった場所です!
さて、ひとしきり四万十の空気を体感したところで、そろそろ腰を落ち着けたくなる頃合いかと思います。
農家民宿のはこばさんは 久木ノ森山風景林からさらに奥に進んだ中津川という地域にあります。
昔は林業で栄えた地域で、今もその名残を感じることができますが、今では穏やかで車の音もほとんどしない、日なたでぽかぽかしているような雰囲気が漂う地域です。
はこばさんの食事は、地域で採れた食材をメインに様々な種類の料理を楽しむことができます。
季節ごとに鮎や四万十ポーク、地域野菜の鍋など、どれも絶品で料理のために何度も来たくなるぐらいです。
布団もふかふかで山奥ならではの雰囲気を楽しみながら眠りにつくことができます。
また、朝の散歩もとても澄んだ空気を目いっぱい味わえるのでおすすめですよ。
さて2日目は大正地域を後にして十和地域へと向かいます。
十和地域は四万十川中流域の中でも特に風景が良いところで、ダイナミックな風景を楽しむことができる地域です。
ここに紹介している場所以外にもいくつもスポットがあるのでお楽しみに!
2日目最初は様々なアクティビティーが楽しめる四万十川・川遊び公園ふるさと交流センターへ。
シーズン中であればカヌーやラフティングなどを楽しむことができます。
シーズンオフの間でもアウトドア用品のレンタルがあるので、テントサイトに椅子を並べてのんびり、、なんてこともできてしまいます。
四万十川まで降りることができるので、写真のような風景を楽しむことができます。
次に向かうのは道の駅とおわ。
十和地域の観光拠点とも言える場所で、お土産や地域の物産品が揃う「とおわ市場」、地域の食材を使った料理を楽しめる「とおわ食堂」をはじめ、複数の施設が併設されており、この場所だけで半日は楽しめるようになっています。
今回はお昼時ということで、とおわ食堂でお昼と頂きましょう。
毎週木曜日は地元のおかみさんが作った様々な料理を楽しむことができる、「四万十流域バイキング」が開催されているので、日程が重なればぜひ寄ってみてください。
四万十流域バイキング以外にも様々なメニューがあるので、いつ訪れても大満足できると思います。
また食後は道の駅に併設されている「おちゃくりカフェ」でのティータイムがおすすめ。
四万十川の風景を楽しみながらお茶を楽しめます。
さて、今回のモデルコースの最後は四万十川ジップライン。
2020年にオープンしたこちらは、道の駅とおわの対岸からダイナミックに四万十川を滑空できるとても爽快なアクティビティーとなっています。
悪天候や川の水量が多い時以外は川舟に乗ることもできるので、ここでしかできない体験をすることができます。
ここまでで1泊2日のモデルコースの紹介は終わりとなります。
今回紹介したスポット以外にも四万十町にはたくさんの魅力的な場所がありますので、さらに詳しい情報を知りたい方は、ぜひ四万十町観光協会までお問い合わせください。
それでは、よい四万十旅を!