観光列車で夜明けのものがたりを体感しよう
観光列車 乗車体験
四万十町では、観光列車で四万十町に足を運んでくださるお客様にもっと喜んでいただこうという趣旨のもと、まずは、他の地域のおもてなしを体感するために乗車体験を実施しました。
四万十町にやってきたお客様をおもてなしするところからスタート。
今回利用するのは「上り」の『開花の抄』(窪川駅発~高知駅着)。
各地でおもてなしやお手振りをしてくれていますが、今回はそのおもてなしの様子を視察して、窪川駅でも何か活かせないかと色々考えさせられるものがありました。
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未来的なモチーフも入れ込んだ車両のデザイン
「今」をしなやかに走り抜けるソラフネ
時代を突き動かすきっかけとなったクロフネ
この二つの車両に乗り込み早速スタートという流れになりますが、キャッチコピーは伊達ではないと言えるほどの装飾、デザインが施されており、車両内に入ると別世界に入ったような感覚になります。
灯具をはじめとした工芸品は高知らしさを感じて頂けるような工夫がされています。
どちらの号車も“その車両のカラー”があり、乗っているだけで普段の列車が非日常に感じてワクワクします。
「龍馬が脱藩の道へと急いだ道程をなぞる列車の旅」スタートです!
- 検温後、車内へ
- 窪川駅からお手振り
席はこんな感じ。
運行序盤は仁井田を過ぎると、ややトンネルが多くなるので、まずは路線(コース)の案内を見たりして過ごします。

景観が良いスポットでは電車の速度を落としてくれたりと、お客様を楽しませてくれます。
土佐のおもてなし
久礼駅など主要な駅では停車してくれます。
そのまま外の様子を見て回る時間があり、駅付近での売店では地産の食べ物やグッズが売られていたりして、利用者の目を楽しませてくれました。
- 久礼駅の売店
- 須崎駅の売店
これは駅によって違いがあり、それぞれの駅で特徴があります。
須崎駅では手づくりのお土産と婦人会の踊りを披露頂き、とにかく賑やかでした。
- 踊りや太鼓は飛び入り参加OK
佐川駅ではドリンクが振舞われたのですが、タイミング的にちょど良い頃合い。
むらの駅ひだかではダンスを披露してくれたりと、お手振りだけでなく様々な催し物で地域の特色をPRしてくれていました。
こういった試みは我々にも刺激になりますし、是非四万十町でも取り入れていきたいです。
実際におもてなしを受けてみて、それぞれの地域の皆様の地域愛を感じました。
みなさんそれぞれの役割を担い、観光列車に協力してくださっているのを感じます。
思い出に残る地産の食材
久礼駅を過ぎたら食事が振舞われます。
高知家満喫“土佐流のおもてなし”コースと言います。
四万十ヒノキの木箱に入った食材はどれも地産の魅力がふんだんに詰め込まれていて、どれも味付けが丁寧。
豪華絢爛というよりやさしい味…ものがたり性のあるお食事が楽しめます。
お食事メニューは先に手渡されます。
- 地産の名物が並びます
- ドリンクメニューも充実
食事も勿論ですが、食後の珈琲&デザートも申し分ないです。
コーヒーは佐川町出身の方が創業された銀座カフェ。
デザートは日高村で厳選された季節のデザート。非常に上品な味です。
おもてなしのプロ意識
先程も紹介しましたが、各駅でのおもてなし。
地域の魅力を知ってもらいたいという心遣いが随所にみられて、後日じっくりその地域に遊びに行きたいと感じるようになるのではないでしょうか?
県外のお客様からは「高知県の西部はこんなに魅力的なスポットがあるのか…」と感じてもらえるのではないかと思います。
SNSなどでもっと広い世代でこの観光列車の魅力を広めていければもっと多くの方に利用いただけるのではないかと感じます。
四万十ヒノキだけではなく、ガラス細工(陽和工房)、土佐和紙(いの町、土佐市)など土佐の職人のこだわりもあり、五感で楽しめる列車の旅となっています。
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今回の視察研修の様子が皆様にお役に立てば幸いです。
[aside type=”boader”] お問い合わせ先
▼JR四国電話案内センター
☎0570-00-4592/8:00~20:00 / 年中無休
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