下津井のホタル遊覧船は次元の違う別世界!
神秘的な場所に舞うホタルを見に行こう
下津井では6月上旬~中旬がホタルの見ごろです。
津賀ダム湖の周辺では毎年沢山のホタルが見れるという事で、遊覧船が出ています。
口コミや地元の方の圧倒的な支持で、少しずつ有名になってきたように感じます。
高知新聞ミリカで掲載された記事(2017年6月)
今回、四万十町観光協会のスタッフとしてみなさんに円滑に案内&紹介できるよう、現地取材を敢行してきましたので、その様子をお伝えします。
ホタルに愛される風景
出発地点は、下津井の旅館として長く利用されている『西村旅館』
その旅館から下に降りた河原に船を停めています。車の駐車場もあります。
6月という季節もあって、ツバメの子ども達がいたるところで見えます。
※ここまでのアクセスはバスもあります。が、便数が少ないので車が便利ですね、、、
実際の遊覧船は船の灯りを消して暗闇の中をホタルが見えるスポットまで移動します。
ダム湖の5~6箇所くらい特にホタルが沢山見られるスポットがあるようで、そこまで遊覧船で移動となります。
今回は、明るいうちに「カメラ機材を積みこみ現地に行っておいて、後で迎えに来てもらう」という形で先にホタルスポットへと連れていってもらいました。
夜は冷えるので、上着は必ずご持参ください。
参加者の集合時間は7時、出航は7時30分頃ですが、今回は先に小舟でカメラマンさん達と共にビュースポットへ移動します。
夜は暗いため、写真はありませんが、遊覧船からの景色はこんな感じです。
この鏡のように美しい水面に無数のホタルが飛び交います。
条件が合えば、数百という数のホタルが一気に上昇して飛び上がる「ホタル柱」という現象も見れるそうです。
これを抑えたいがために、この下津井へ熱心に通うカメラマンもいるのだとか。
とにかく日中でも船からの景色は神秘的。
暗くなるにつれて物凄い数のホタルが出てくるんです。
感想としては…… 全国のホタル有数のスポットを見てきたわけではありませんが、こんなに美しいホタルのビュースポットは初めてでした。
写真が無いのが残念ですが、森全体がクリスマスツリーみたいになってました。
▼この写真は高知新聞社 地域報道部窪川支局の横田さんからの提供です。
とにかくすごい数のホタルを見る事が出来て感動しました。
点々の光になっているのはチカチカ光る「ヒメボタル」です。
…言葉にならなかったです。
▼この日ダム湖で見たのは「ゲンジホタル」
めがね橋の少し奥にいくと、道から林の中を飛び交う「ヒメホタル」も見る事が出来るようです。
※天候やタイミングにもよります。
ホタルを見た後は、現地の方の暖かい接待
遊覧船は6月とはいえ、山あいなので風が吹いてけっこう寒いです。
真っ暗な状態で舟は出航した場所へ戻ります。
到着…後「身体結構冷えたな~」と思っていたところで、地元の方からの暖かいお接待をいただきました。
熱いお茶とお菓子。梅干しなんかもあります。参加者の心を癒してくれる嬉しい心遣いですね。
感動的なホタルにお接待、、、
ホタルの遊覧船ツアーは初めから終わりまで本当に良かったです!
こんな感じで地元の方の暖かい協力もあって、6月は定期的に船を出して遊覧を楽しめるようになっています。
ホタルが見れる場所なら日本一!?
ネットのサイト上には、『全国ホタルの名所○○選』なんてページがありますが、なんでここ下津井が載っていないのか不思議に感じます。
確かに蛍は天候にも左右されるので、毎日ものすごい数見れるというと確証はないですし、2017年のホタルは増えてくる時期がやや遅かったそうなのですけど。
近所の方や西村旅館で集まっている地元の方達は「遊覧船からホタルを見れるところだったら絶対ここが日本一だ!」と言ってましたが、それも過言ではないかもしれない…。それくらいホタルの数と、神秘的な空間に圧倒されました。
あの有名なアニメ「もののけ姫」の精霊が出てくるような素敵なスポット、下津井。
車で曲がりくねった道をかなり奥深く進まないと行けない秘境ではありますが、見に行くことをオススメします!!
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下津井橋やめがね橋など、他にも魅力的なスポットは沢山ありますよ。
高知新聞に掲載された記事
下津井ホタルの遊覧船のご予約は
下津井平家の里協会 大西 090-5276-1544まで