ゆったり歩く 窪川のまち

 窪川は、四万十川の中流域にある四万十町の東部に位置し、標高230mの高南台地にある高原の町です。寒暖差が大きく、濃い霧に包まれることも多いこの町は「霧の町」とも呼ばれています。
 農村部では、四万十川流域の綺麗な水や厳しい自然環境が、質の高い米やショウガ、ニラ、ミョウガなどの農産物を育てています。また、畜産も盛んで、県内外から人気の高い四万十ポークや窪川牛などの、食材が豊富な町として「食の宝庫」とも呼ばれています。

 街中には四国霊場八十八箇所の第三十七番札所である岩本寺があり、毎年約10万人のお遍路さんが訪れています。
高知市方面・幡多方面・愛媛方面への交通の分岐点でもある窪川は、お遍路さんをはじめ、古くから様々な人や情報が行きかう町でした。
現在も、小さな町ながら個性豊かな飲食店や宿泊施設も多く、文化的多様性を感じられる町です。

 街に降り立つと、一見なにげないふつうの町に見えますが、意外におもしろい歴史がたくさんあります。

混み合う観光地で、みんなが知っていることをおさらいする旅もいいけれど、小さなまちをゆったりと歩きながら、埋もれつつある歴史を知ったり、隠れた魅力を見つけたりして、自分だけが知っている街の風景を探し出していく。
そんな小さな旅がいい。

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