商工会青年部が躍動
8月12日(土曜日)の花火大会を以て、2017年度の金太郎夜市は終わりました。
台風の影響で4回目の音楽祭イベントが中止になってしまったのは残念ですが、夜市は大人から子どもまでうまく巻き込んで盛り上がりを見せたと思います。

高知新聞やケーブルTVもこの様子を取材頂き、本当に持ちつ持たれつ半世紀も続くこのお祭りはうまくやってるなと感じました。
今回はそんな歴史ある夜市を陰で支える方たちの動きをお伝えしたいと思います。

夜市や花火大会は、商工会青年部の動きあってのものですので、是非知ってほしいです。
これから秋にかけてのイベントシーズンも、濃厚で旨味のある「塩焼きそば」を売ってますので、是非買ってやってください。
先輩からの想いを引き継ぎ続く金太郎夜市
金太郎夜市は今年で48回目。
もう半世紀続く夜市です。
そうやってうまく回りと折り合いを付けながら続けてきた夜市。
でも前準備は本当に大変なものです。
四万十商工会青年部の皆さん、自分たちの仕事もあるのにその上で時間をとってお祭りを盛り上げてくれている訳です。

サービス残業とかいう概念ではない、地域を大切に思うが故の活動です。
今都会でなくなりつつある動きがここにあるんではないでしょうか?
▼即興で作った青年部のCM
お客さんたちの休憩スペースを作るとなれば、みんなで団結。

花火大会では準備も片付けも大忙し
花火大会では、花火の準備こそ花火師さんが行うものの、花火を打ち上げる空き地の掃除や整備(草刈りや芳を切ったりする作業)や、花火が終わった後の花火のゴミ拾いをしたりと、何かと多忙でした。
打ち上げる場所が田んぼの中にある電波塔の空き地だったので周辺の家にご迷惑はかけませんでしたが、打ち上げ花火時に破裂した筒玉(厚紙でできてます)が風で飛び散ります。

それらが田んぼのなかに入ってしまうと収穫時に農家さんが困るという事で、こうやってみんなで歩きながらゴミ拾いをするのです。
早朝にみんなで集まってやってみたものの、暑さがこたえました。

でもこうやって毎年今のOBの代から順にこの活動は受け継がれ、続いているのです。
夜市の歴史と共に地域の青年部達の活動も欠かせません。

今回新たに夜市へ取り入れた取り組み
今回、夜市の中で取り入れた新しい試みがありました。
それは昔をしのんで交流に花咲ければと思い、昔の写真スライドショーの上映会をしたというものです。

新聞でもPRして頂いたこの試みは、少数ではありましたが、年配の方が来てくれて熱心に最後まで見入ってくれてました。
自分たちの住んでいる地域に誇りを持って、地元の良さを再確認して頂ければ幸いです。
昔に比べたら人も少なくなり、随分縮小してしまった金太郎夜市だそうですが、新たな試みをこれからも考案して、沢山の参加者を呼んで活気を取り戻していきたいですね。
有志の方が集えば協力してくれる地域の方も出てくるはずです。
四万十町のネットワークを広げつつ、次回の2018年の夜市まで、さようなら。