こんにちは。四国も梅雨入りですが、今日の四万十町は爽やかな陽気です。
そんな中、去る6月4日にタイトルどおりのイベントが、四万十町仁井田地域の集落活動センターりん家さんで開催され、取材をさせて頂けたのでレポートします!
こちらのイベントの場所の仁井田、影野は、四万十町東インターチェンジのすぐ近くに位置し、一帯はのどかな田園風景が広がっています。
今回梅獲り体験は、四万十川の支流となる「仁井田川」のほとりに花を楽しむ為に植えられた梅がつけた実を収穫し、下処理から梅酒にするまでを学べる教室でした。


以前は保育所だったセンター。現在はりん家さんと学童保育の施設として利用されています。
参加者は男女含め17名様で、主に高知内の若いご夫婦や女性の友人同士でのご参加、小さいお子様連れのお母様でバラエティーに富んだ面々でした。
そして、ガイドを務めてくださったのは地元の浜田正三さん。
浜田さんを先頭にスタッフさん含め約25名弱で、センターから徒歩15分程の現地仁井田川に繰り出します。
いざ行かん、快晴の中梅獲りへ!
当日は初夏の爽やかな風が吹き抜け、爽快な青空と新緑の鮮やかなグリーンのコントラストが素晴らしく、
絵に描いたようなピクニック日和に恵まれ、みなさん、嬉々としてウォーキングと梅の収穫を楽しまれました。

ご覧のとおりの快晴です
現地に到着すると早速浜田さんのレクチャーが始まります。


この梅並木の歴史、仁井田、影野の土地の簡単なお話。そして、収穫に関しての簡単な説明の後梅獲りが始まりました。
この梅並木は川沿い約1kmに広がり、12年前当初は400本位植えたそうですが、
台風で流されたり、川に浸かり病気になった木も多く現在は120本程度が
住民の手入れの下、毎年春は美しい梅を咲かせ、初夏は果実をつけ、楽しませてくれています。



本格的な収穫スタイルの参加者さま

黄色がかった、丸く大きな実が梅酒向きだそうです。これなんてまさにぴったり!

夢中になりすぎて土手から落ちないように注意が必要

田植えが終わった若々しい田んぼの風景も心が和みます。
帰路の途中ブルーベリーの観光農園ビレッジ四万十さんへ、オープン間近のブルーベリー園の見学とテイスティングに寄りました。
6月10日オープンのサンビレッジ四万十です。
3色のグラデーションのブルーベリーの果実。品種によっては熟した実もあり、フレッシュで美味しかったです!

センターに到着すると、すぐさま摘んできた実を洗い、水に浸す作業にとりかかります。


新鮮もぎたて梅の実。大きくてきれいです。
・・・と、その前にお待ちかね、ランチタイムです!

りん家の豪華特製お弁当です。
梅はもちろん、春の野草イタドリや山菜、季節のお野菜たっぷりのメニュー。りん家の台所部の部長、川村さんより品目についてのお話を聞きます。
ランチ後はいよいよ梅酒作りです。
水に浸していた梅を引き上げ、一個一個丁寧にヘタを取り除きます。


男性参加者さんも黙々と取り組みます。

そして、きれいになった梅は氷砂糖と共に瓶詰めにし、あとはお好みのお酒に浸して出来上がるのを待つのみです。



梅酒以外でも、塩とシソに漬ければ梅干しに。
シロップ漬けは、サイダー割にしたりかき氷のトッピングにも使えます。
レシピ以外にこれからの梅雨時に備え、容器の消毒の注意に関することも講師の川村さんからお話し頂きました。
暮らしの知恵も伝授
少し手間をかけるだけで万能食材に変身。
昔の人はこうして手間暇を惜しまず、自然の恵みをありがたく頂き暮らしてきたのですね。
スーパーに行きお金を出したら簡単に手に入るものですが、こうした暮らしの中で息づく食材の価値を改めて実感できた体験教室でした。
参加者のみなさまもきっと同じ思いで帰られたことと思います。
参加者のみなさま遠いところ、四万十町にお越し下さりありがとうございました。
りん家のスタッフのみなさま、お疲れ様でした。
そしてステキなイベントを企画下さり、ありがとうございました!
★りん家では今後もこんな楽しそうなイベントがあります!★

★ブルーベリーのサンビレッジ四万十は6月10日オープンです!★

★仁井田・影野への観光はお車以外でも、レンタサイクルを利用したサイクリングもお勧めです!★

お勧めお立ち寄りスポット。国指定の天然記念物「ヒロハチシャノキ」(巨木)
★四万十窪川じてんしゃの地図(四万十町内の観光施設内に設置)★
★レンタサイクルは「古民家カフェ半平」にて貸出★
♪初夏の四万十町観光は、仁井田・影野エリアをお勧めします♪

