弘瀬の白蛇様

むかし、弘瀬に住む兼平さんが、梼原の四万川にある竜王様にお参りに行った。
帰りに下津井で日が暮れて真っ暗闇の山道で途方に暮れていたところ、ぴかぴか光る物をみつけた。
兼平さんは、その物体を灯り代わりにして、無事に弘瀬の家まで帰り着いた。
その日は、その物体を軒に掛けたままににしておいたが、朝になってみてみると、なんと小さな白蛇だった。
信心深い兼平さんは、「これはきっと竜王様のお使いにちがいない」とその白蛇をたんぼの脇にある2本の榊の根本に石積みの祠をつくり懇ろにお祀りをした。
(大正の昔話より)
先日、マップ取材に弘瀬を訪れたんねたところ、地元のおじいさんにおしえてもらい
たどり着いた。
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弘瀬沈下橋より500mくらい上流の谷沿いの道沖に大きな2本の榊の根元に
白蛇様は祀られていた。
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当日も、お餅とお酒が供えられており、信心されていることがうかがえた。
まわりは柚子畑となっている。
字も「しろへび」とか。
2013年巳年。
蛇が脱皮して生まれ変わることにちなみ、あたらしい動きが起こるのも巳年らしい。
御利益がありますように。
森下嘉晴

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