高知四万十川のほとりにこいのぼりと根付くゲストハウス
今回は、十和にある新しいゲストハウス「こいのぼりHOUSE」にお伺いしてきました。
四万十川沿いにあり、こいのぼりの時期(4~5月)は家の真上をこいのぼりの川渡しが泳ぐ素敵な立地。
ゲストハウスとしてもちろん普通に宿泊が可能ですが、佐々倉さんのイメージとしては、シェアを意識せずに使える場所、“利用される方にとって第二の家”という感じで使ってもらえたら…と語ってくれました。
料金に対してサービスを提供するだけではない、単なる宿泊施設とは違った切口で立ち上がった「こいのぼりHOUSE」。
こんな流れからこのゲストハウスを立ち上げるきっかけなどをお伺いしてみました。
新たな試みは、未来の田舎のスタイル?
「いなか」に暮らしていると、移住世帯は孤立したり、つながりが薄くなりがちだそうです。これは移住された方なら大なり小なり感じるようです。
香川県から十和地区へ移住してきた管理人の佐々倉さんも例外なく感じたことで、そんな悩みを持っている方たちに寄り添い活路を見出していきたいとアイデアを形にしたのが、このゲストハウスということです。
日々の何気ない悩み、困り事、やってみたいことなど、気軽に話せる「場」があることが、その地域に限らず全国で必要になっていくのではないか?
そんな場を提供し、子どもさんを持つ家族や、全国を点々とする多拠点居住者のみなさんに活用してもらい、自分たち家族もそんな人たちと出会ってつながりが広がっていけば素敵ですよね。
多様な関係性の中で、子ども達を育て、日本全国・世界各国へそのつながりをたどって行き来しながら、広く交流を深められたら人生の視野が広がります。
実際にこのゲストハウスを使ったイベントとして、海洋生物のスペシャリストや川遊びの達人に来てもらって、子ども達に自分の物差しでは測れないような価値観を学んでもらっだりする機会を設けています。
特に子ども達には広い世界を知ってもらい、全国に友達を作ってほしいという思いは強いようです。
気軽に話せる関係の家族が、このゲストハウスをモデルとして日本全国・世界各国に散らばっていき、お互い行き来し合う状態がつくれたら、その土地には観光以外の魅力・つながりも生まれていくと思います。
親戚の家へ帰省するような感覚でしょうか。
ゲストハウスとしてでけでなく、今後のビジョンも詰まったこいのぼりHOUSEは、まだ始まったばかりですが重要なコミュニティの場として今後の可能性を感じます。
勿論、宿泊施設として利用可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。
施設ご紹介 ここならではの魅力
木の香り漂う内観・外観を紹介します。(※写真はクリックで拡大します)
▼四万十川のふもと。畑と森に囲まれた所に位置します。
- 入口
- 遠目
リビングで目を惹いたのがこの囲炉裏。
釣った鮎をここで焼いたり、火を囲んだりと夏でも冬でも楽しめるイメージが湧いてきます。
共同施設
調理器具・冷蔵庫・調味料類など自炊には申し分なし
- 共同キッチン
- 玄関口
- お手洗い・洗濯機
タオル、シャンプーリンス、ボディーソープなど一通り揃っています
- 浴室
- 風呂焚き体験も可能です
エアコン、布団 完備です。
こいのぼりHOUSE お問合せ
お問合せ先/090-2892-0951(佐々倉)
宿泊は、素泊まり ¥6,000-になります。
季節によって変更になる可能性もあるので、ご利用ご予約の際は連絡願います。
高知県高岡郡四万十町小野719-2